① 種採取 ー いただいた柿に感激し、種を取っておいた。

② 鉢植え栽培 ー 種を植えて置いたら、幸運にも芽が出たので栽培を始めること数年。

③ 地植え ー 家の新築を期に平成26年の春、敷地の西北に地植えをした。

④ 開花から充実、収穫 ー 平成31年(令和元年)初めて花が咲き、順調に育って実が七つ生った。そして、11月2日、待望の収穫。

以上、我が家の柿の話を、先日、喜んで友人に話した。彼は高校時代からの友人で、以前、専門にスイカの栽培をしていて、苗を作っていた。彼が言った。うまいと思ってその種を植えても、同じ柿がなるとは限らないと。あらましを述べると…。「一代交配」というのだそうで、長所をもった二つの品種を親としてかけ合わせて作るもので、先祖返りや父親系の特徴が出たり、逆に母親系の特徴が出たり、安定しない一代限りの子だというのであった。

やはり、味は渋かった。富有柿は甘柿の代表的な品種で、11月中旬から下旬に収穫するそうで、少し早かったのかもしれない。来年はその頃にしようと思いつつ、醂(さわ)して食べることにした。甘柿を渋抜きするなどと恥ずかしい限りだが、初めてのことなのでこの辺にある他の柿と一緒にしてしまったのだろう。というのも、先日、妻の実家から渋柿を大量にもらって、干し柿にしたばかりだったのだ。友人が言う一代交配のために渋かったのか、あるいは希望的観測ながら収穫時期が早かっただけなのか、来年まで結論はお預けとしよう。

One thought on “富有柿…収穫まで”

  1. こんにちは。
    先日は楽しい宴でした。
    クラシックギターの世界、堪能しました。す・ば・ら・し・い!
    ナルシソ・イエペスの名曲のみ聴くことができませんでした。
    また来ますのでよろしくお願いいたします。

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