雄物川町鍛冶台

森の中には演奏家が訪れて、詩を奏でる。概ね高い声で、澄んだ空気の中に冴え渡る。人間であるこちらがお邪魔をしている感覚になるひとときである。寡黙で時々しか鳴かないもの…、なわばりを主張してなのか絶え間なく鳴くもの…、危険を察してきつい声になるもの…、うまい餌を見つけて興奮した声など、さまざまである。

これまで撮りためた鳥の写真の中からいくつかを下のギャラリーに載せてみた。実際に幾度か見たことはあるが撮影に成功していないカワセミ、ヤマセミ、カケス、カワガラス、ヤマドリなどがあり、これからの課題として近い将来には達成したいと願っている。(なお、鳥の名は図鑑で調べるが、難しくて特定できないものは専門家のW氏に教えてもらっている。)鳥の名前は、画像のクリックを!

里で鳥を見かけるのは、水辺が多いようだ。餌となる昆虫や小魚などが住んでいるからだろうか。いつ見ても鳥は身軽で、体重増加などないのだろう。それどころか、野生動物はほとんどが飢えていて、餌をさがすことが生きる活動そのもののようだ。人(自分)は学ぶべきことが多い。贅沢、わがまま、自分勝手…。海(釣り)や山へ行くたびに自分という存在の小ささを思う。