わずか1cmほどの小さな花だが,マクロレンズで撮ったら表情が豊かになった。

今年の撮影は無理かなあと諦めかけていた3月17日午前,従兄のO氏が軽トラックでやってきた。何の用事かと出てみたら,「マンサク,持ってきた。」と言う。以前,開花情報などを尋ねていたからであった。小枝を3本,わざわざ持ってきてくれたのには頭が下がる思いである。しばらく水につけて置き,さっそく雪にさして撮影した。あいにく曇りの日で青空を背景にはできなかったが、生きた今年のマンサクの花を撮ることができ,心躍る時間であった。白鳥がロシアへ帰り,この花が咲くと北国にも春がやってくる。まだまだ風は寒いが……。

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