7月1日、さんざん山歩きをしていた5月に応募した俳句が入選した。たいしたこともない凡句だが、自分としてはかなり冒険した句を投稿していたので、そちらに期待をかけていた。その句とは、

  プーチンの いる地は降りず 雲雀鳴く

畑仕事をしていると青く晴れ渡った空に、しきりに雲雀が鳴いた。私のすぐ近くに降りてきて、また忙しく上空へ舞い上がる。戦禍の地、人間の醜い争いなど知る由もない野鳥でも、平穏な地でないと営巣しないだろうな、などと考えて浮かんだ句であった。ちょいと冒険が過ぎたのか、次の句が入選であった。

独活の香を 背中に負うて 下山かな

ところで、何年も前から疑問に思っていることがある。アジサイの花は「土の酸性度(pH)によって色が決まる、酸性だと赤でアルカリ性だと青」などというものである。あるいは色は逆かもしれない。ところが、自分は不思議な光景を何度か目にしている。同じ茎に赤と青の花が咲いているものを見てきているのだ。(とっさに映像を提供できず、今年はばっちりと撮影しようと心掛けている。)間に合わせだが、先日撮ったものを紹介しよう。トリミングの仕方がわからず、無駄な部分が多いけれども、中央のアジサイをご覧いただきたい。これは一つの株から二色が出ているとは言い難いが右側と左側で土壌が大きく変わるというのも考えにくく、いったいどうなっているのかと改めて考えてしまう私である。 

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この写真はどうだろかう。数センチしか離れていない、ほぼ同株なのに色がピンクと青。やはり土壌のPHのせいと言うのだろうか。不思議だよなあ。どなたか教えてください。

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