数年前から我が家の近くに、キーキーと囀る鳥が来るようになった。この辺ではカラスがいちばん幅を利かせているなと思っていたが、3月ころからケリが姿を見せ、カラスを攻撃している光景をみるようになった。初夏を迎える前にケリはどこかへ移動するようで、そのあとはチゴハヤブサが最も強い鳥のようで、これまたカラスを攻撃している光景を見ることがある。これがキーキーと甲高い声でうるさいくらいに鳴くのだ。鳥類図鑑を見ると、「めったに泣かない、繁殖期以外は声を聞くことは難しい」という旨のことが書いてあるのに、どうしたことだろう。野鳥研究家は忙しい中を時間を割いて野山へと出かけて観察したり撮影したりするのだろう。けれども、私は自宅に居ながらにして、毎日、その姿と声を聞いているのだ。
とはいえ、超望遠レンズも持たない私には、撮影は至極困難を極める。100-400ミリズームレンズしかないのでなんとか近くへ行って撮ろうともがくのが常である。しかし、この鳥に関して幸いなことは、なんといっても自宅からすぐの場所で撮れるということだ。高い木の上にしか止まらない鳥なので、見上げながらの撮影だったが、数年ぶりになんとか見られる写真を撮ることが出来た。ご覧いただきたい。



