数年来、撮りたいと願いながら果たせずにいた野鳥の撮影に、(自分としては)成功した。田舎暮らしの自分には、たいへん身近な鳥である。というのも自宅のすぐ近くを川が流れており、当たり前のように毎年その鳴き声を耳にしていたヨシキリなのだ。名前の通りヨシ(葦)が生えている場所に多く生息している。当然、川の近くには時にうるさいくらいに鳴き声を聞くことができる。ところが、いざ写真に撮ろうとすると難しい。近寄ると鳴き止むし、葦の茂みの中を移動するので、なかなか姿を見せないのだ。鶯の撮影も苦労したが、ちょうど同じような苦労があるのだ。
今日はちょうど柳の木に飛び移ったヨシキリを発見し、夢中でシャッターを切った。そのうちの数枚が下の写真である。望遠レンズは400ミリしか持っていないので、三脚に固定して慎重に撮った。とてもプロのようにはいかない、アマチュアの愛好家の作品としてご覧いただきたい。
撮影成功、おめでとうございます。